録画したいのにビデオなどの録画システムを持っていない、見せたいテレビ番組があるのに相手がビデオを持っていないといった時、あくまでも私的利用としてテレビ画面を動画撮影したい時はありませんか。
もっとも、歪んだり、ゆらゆらしたり、不鮮明できれいに撮れないことが多いのではないでしょうか。
これでは観るのもつらくなります。
この記事では、テレビ画面を動画撮影したい時のコツをご案内します。
商用利用などはNG
テレビ画面を動画撮影して、動画配信サイトにアップするなど、広く一般に公開する場合や動画を見せて金銭を得ようなどとする場合、著作権法などに違反するので気を付けましょう。
テレビ画面を動画撮影する際は、あくまでも個人的な理由で私的利用にとどめなくてはなりません。
たとえば、自分が好きなタレントさんの番組を録画して保存したいのに、ビデオ機能がない場合や家族から録画しておいてと頼まれたのにビデオが壊れてしまったといった場合です。
また、家族や知り合いなどがテレビに出演するのを撮影して、ビデオを持っていないおじいちゃんやおばあちゃんに見せたいなどの理由もあるかもしれません。
テレビ画面を動画撮影する際に起きる問題
テレビ画面にスマホなどのカメラを向けると、画面が歪んだり、波が立ったりしませんか。
肉眼でテレビを観るのと、スマホのカメラに映った映像や画像はだいぶイメージが異なるのではないでしょうか。
きれいに見えない、古びて見える、歪んで見える、ゆらゆらしているなど、いろいろと問題が生じます。
これを解決するには、どうしたら良いのでしょうか。
テレビ画面をきれいに動画撮影するコツ
テレビ画面をきれいに動画撮影するには、少し距離を離すのがポイントです。
テレビ画面に映し出されるテロップの文字などが見えにくいからなどと、画面に近づいてしまう場合や近距離からズームをしてしまう方も少なくありません。
ですが、これが波模様などを引き起こす原因になります。
テレビ画面から撮影するスマホを離していくと、次第に波が気にならなくなります。
そのため、撮影をする際は波や歪みなどが出ず、クリアな映像が映る位置まで距離を離すようにしましょう。
距離を離したら、明るさやピントを固定する機能であるAE/AFをロックするのがおすすめです。
カメラによる自動調整がされると、再び波模様が現れてしまうおそれがあります。
波模様が見えなくなる距離を見つけたら、その位置を固定するために、三脚を用意して固定するのがおすすめです。
手ブレもしなくなるので、きれいに映し出せます。
一般的な動画は、動いているものや人に合わせてレンズを向けるので、動きながら撮ることも多いかもしれません。
テレビ画面の撮影の場合、動かないテレビ画面を撮影すので、カメラのレンズも固定されたほうがきれいに映ります。
三脚で固定するカメラの位置は、テレビ画面の中心線上にセットすると、よりきれいに映ります。
そのうえで、スマホとテレビ画面の距離が離れてしまった分、拡大ズーム機能を用い、映像がわかりやすいところまで拡大して撮影するといいでしょう。
また、光が差し込んでしまうと、テレビ画面の映像も光ってしまい、何が映っているかわからなくなります。
そのため、テレビ画面にも、スマホのカメラのレンズにも光が入らないように気を付けましょう。
日中の撮影なら、カーテンを閉めて光の入り込みを抑えます。
夜間は蛍光灯などの照明の光が入りやすいので、暗めにするか、照明の光が入り込まない位置で撮影を行います。
まとめ
テレビ画面をきれいに撮影したい時には、テレビ画面とスマホの距離を離して、波模様などが出ないようにします。
三脚にカメラを固定し、テレビ画面の中心線上にセットしたら、内容がわかるようズームして撮影しましょう。
光や照明の入り込みにも注意が必要です。
以上、テレビ画面を動画撮影したい時のコツについてでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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