シネマティックな写真を撮影するには

シネマティックな写真を撮りたい、シネマティックに仕上げたい、そんな憧れを持っている方は多いのではないでしょうか。

シネマティックな写真を見て、自分には無理と思っている方も、撮影時の工夫や編集などによってシステマティックに見せることが可能です。

そこで今回は、シネマティックな写真の特徴や撮り方などについてご紹介していきます。

シネマティックな写真とは、映画のワンシーンを切り取ったような写真のことです。

映画にもさまざまなジャンルがあり、迫力のある映像やおどろおどろしい映像などもありますが、シネマティックな写真という時には恋愛ストーリーなどに出てくるような美しい写真を指します。

構図や光の差し方をはじめ、鮮やかな色である場合や逆にふんわりぼやけたような幻想的なシーンなどが、シネマティックな写真の典型です。

シネマティックな写真に仕上げるために

シネマティックな写真に仕上げるには、写真を撮る際の工夫だけでなく、後から編集でシネマティック調に仕上げることも可能です。

たとえば、スマホのiPhoneにはシネマティックモードが搭載されています。

機種にもよりますが、撮影した画像を簡単な操作でシステマティックな雰囲気に仕上げることができます。

撮影の時点でシネマティックに仕上げるには、工夫や技術、場合によってはツールなどが必要です。

撮影する被写体や撮影する場所や時間、天候などを考慮し、撮影する角度や光の入れ方を工夫したり、レンズを変えたり、シャッタースピードなどを変更する設定などをしなくてはなりません。

これに対して、編集で仕上げる場合は、iPhoneのシネマティックモードをはじめ、フィルターの適用など、さまざまなエフェクトが搭載されているので、いろいろなカスタマイズが可能です。

自分が納得するイメージに仕上がるまで何度もチャレンジできるので、撮影のテクニックがなくてもシネマティックな写真に仕上げやすくなるでしょう。

シネマティックな写真の撮影の際に、よく利用されるのがシャッタースピードの調整です。

シャッタースピードは、遅くするほどシャッターが開いている時間が長くなるので、光をより多く取り込めます。

その分写真が明るくなり、被写体以外の風景をぼかすように流すことが可能です。

ただし、明るすぎて白飛びすることがあるので、レンズのサングラス的な役割を果たす、NDフィルター装着して撮影するのがポイントです。

また、ホワイトバランスの調整でも、シネマティックな写真に仕上げることができます。

ホワイトバランスは、基本的には本来の色に見せるための補正機能です。

ですが、あえて色温度を高くすることや低くすることでシネマティックな写真にすることが可能です。

たとえば、被写体が建物の場合、色温度を思い切り高くすると、近未来的な感じに見せることができます。

また、夕焼け空なら、色温度を高くすると青みがかり、少し切ないような印象の写真になります。

一方、色温度を下げると、空が赤みがかって、ドラマチックな感じに仕上げることも可能です。

シネマティックな写真とは、映画のワンシーンのような、美しく幻想的な雰囲気に仕上がっている写真のことです。

シネマティックな写真に仕上げるためには、撮影時に工夫をするか、撮影した写真を編集する方法があります。

シネマティックに撮影するには、被写体や撮影する場所、時間帯や天候、光の差し方などに合わせ、レンズを選ぶことやシャッタースピードなどを調整するなどの工夫とテクニックが必要です。

編集で仕上げる場合、シネマティックモードが搭載されているスマホがあるほか、さまざまなエフェクトを使うことでイメージに近づけられるため、撮影のテクニックがない方でもチャレンジしやすいです。

以上、シネマティックな写真撮影についてでした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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