Vlogにはさまざまな人気ジャンルがありますが、シネマティックなVlogも多くの人から支持されるジャンルの一つです。
シネマティックなVlogに仕上げることで、多くの人に見てもらえる期待が持てます。
今回は、シネマティックなVlogにはどんな特徴があるのかご紹介していきます。
シネマティックなVlogとは
シネマティックとは映画のようなという意味の造語です。
そのため、シネマティックなVlogとは、まるで映画を見ているような美しい映像や迫力のある映像、ストーリー性などが楽しめる、こだわりが詰まったVlogのことを言います。
シネマティックなVlogに分類されるジャンルにも、大きく分けると3つの傾向があります。
1つ目は、まるで映画を象徴するような、映像&音楽重視型です。
2つ目はストーリー重視型、3つ目は通常スタイルのVlogにシネマティックをプラスしたような複合型というスタイルです。
それぞれのスタイルの特徴を見ていきましょう。
映像&音楽重視型
映像の美しさや品質、音楽の選曲や美しさにも細かくこだわって作られるVlogのことです。
まるで映画を見ているような世界観を提供するVlogで、構図や色、光の使い方やぼかし方やズームなど、撮影の仕方からこだわり、編集にも力を入れています。
映像のテーマやシーンに合わせたBGMを選んで入れ、センスも良く仕上がっています。
映像&音楽重視型のシネマティックなVlogを制作するには、企画を練るところからしっかり行わないといけません。
絵コンテを作るなどしてイメージを作り、ロケ地を丁寧に選ぶことや時間をかけて撮影や編集を行います。
撮影の知識や編集の技術も高いレベルが求められます。
ストーリー重視型
ストーリー重視型は、映像やBGMにこだわるよりも、内容の面白さや感動させる構成など、ストーリーに力を入れるスタイルです。
だらだら長い動画ではなく、起承転結や三幕構成でメリハリや流れをつけて、視聴者を引き込むことがポイントとなります。
三幕構成とは、3つの展開で構成されるもので、最初にストーリーの設定や状況説明があり、次にその問題などが展開される主要パートが入り、最後に問題の解決や結末が描かれるというものです。
日本では起承転結が定番ですが、三幕構成はイメージ的には起・承転・結のような構成になります。
自分でテーマとお決まりのパターンを選び、そのパターンに当てはまるようにテーマに合った題材を決め、ストーリーを考えていくと、次々にネタを生み出しやすくなるでしょう。
このVloggerのVlogを見ると、こんなストーリーが楽しめるなど、脚本家や漫画家にファンがつくように、コアな視聴者がつくようになります。
複合型
複合型は、淡々と日常を映し、いかにも素人が作ったようなテイストが人気の通常タイプのVlogに、映像や音楽などにこだわりを持たせたスタイルです。
通常タイプのVlogのような、視聴者に向かって話しかけるようなシーンに加えて、テクニカルでこだわりのある映像を盛り込むことやBGMの選曲や入れ方にもこだわったスタイルになります。
たとえば、旅行の様子をリポートしながら、途中で洗練された音楽とともに、美しい景色が楽しめるシーンが流れるといった構成です。
映画のような美しい光景で旅行先の魅力を伝えつつ、ご自身のリポートや語りを通じて、旅行を楽しんでいるリアルな様子も楽しめるので、視聴者にもウケがいいスタイルです。
まとめ
シネマティックなVlogとは、まるで映画のような世界観を持つVlogのことです。
映画のように美しい映像や迫力ある映像、ストーリー性のある映像で、プロの映画を見ているようなテイストに仕上げたVlogです。
大きく分けると映像&音楽重視型、ストーリー重視型、複合型があります。
撮影技術や編集技術、センスやアイディアなども問われるジャンルです。
以上、シネマティックなVlogについてでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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