レンズにカビが生えた場合と予防法

レンズにカビを生やしてしまった経験はありますか。

レンズにカビなんて生えるはずないと思うかもしれません。

ですが、気づかなくても、今お持ちのレンズにもすでにカビが生えているおそれがあります。

なぜレンズにカビが生えるのか、その原因や予防法、カビが生えた場合の対処法についてご紹介します。

レンズにカビが付いていても、気づきにくいので注意が必要です。

カビが生える場所は、レンズの表面をはじめ、レンズの内部に生じることもあり、落ちにくいので注意しなくてはなりません。

なぜレンズにカビが生えてしまうのでしょうか。

多い原因は、レンズや本体に付いた手垢や皮脂、汚れなどが残ったまま湿気が多い場所に長期保管されることです。

カビは汚れなどの雑菌をエサにします。

しかも、湿気が多い環境が好きなので、湿気が多い場所に汚れたレンズがあるとカビが繁殖してしまうのです。

レンズにカビが付くと、きれいに映らなくなるとともに、レンズ本体も劣化してしまいます。

買い替えなどで買い取ってもらいたい時も、カビが付いていると値段が付かないケースも少なくありません。

カビを予防するには、カビが付く環境にしないことが大切です。

レンズを使い終わったら、専用のクリーナーやクロス、ブロアーやレンズブラシなどを駆使して、丁寧にお手入れしましょう。

カビが好むエサとなる汚れを残さないことで、カビの発生を予防できます。

また、レンズは湿気がある場所に保管しないようにしましょう。

長期で使わない場合には、定期的に風を通すなどしてあげることが大切です。

カメラやレンズは使ってこそです。

頻繁に使ってあげることで、もしカビが生えても気づきやすくなります。

使うことで風が通り、湿気のない環境に出してもらえるので、その分カビが生えにくくなるためです。

後は使用後に、しっかりお手入れをしてあげれば、カビ予防になります。

たまにしか使わないレンズを保管していたらカビが付いてしまった、遺品のレンズがカビだらけだったといった場合、どうすればいいのでしょうか。

程度にもよりますが、レンズ表面に付いたカビの場合、お手入れで落ちる場合があります。

この点、いきなりカビをクロスなどでこすってしまうと、レンズに傷が付くおそれがあります。

まずは、表面に付いたホコリなどをブロアーで優しく吹き飛ばしてから、レンズブラシで丁寧に払いましょう。

次に、レンズクリーナーを付けたクロスで少しずつ丁寧に磨いていきます。

これでカビが取れればいいですが、もし取れない場合にはカメラ専門店やメーカー修理などに出すことがおすすめです。

特にレンズの内部に発生したカビは、ご自身のお手入れでは除去できません。

分解クリーニングが必要になるので、専門業者に相談するのがおすすめです。

高級なレンズで、これからも使いたい場合やいつか売りたいといった場合に、費用をかけてもクリーニングを行いましょう。

一方、安いレンズやもう使わない場合、買い替えを検討していた時期なら、カビをごまかしつつ使うか、処分して新しいレンズに買い替えましょう。

新しいレンズは、しっかりお手入れし、保管方法も気を付けてください。

レンズにカビが生える原因は、レンズに付いた汚れや皮脂がそのままにされた状態で湿気が多い場所で保管されてしまうことです。

カビを防ぐには使った後にお手入れをきちんとして汚れをきれいに落としておくこと、湿気がある場所で保管しないこと、そしてなるべく頻繁に使ってあげることです。

もし、カビが付いた場合、レンズに傷を付けないよう、丁寧にお手入れをします。

取れない場合やレンズの内部に付いたカビは、専門店でクリーニングしてもらうのがおすすめです。

以上、レンズにカビが生えた場合と予防法についてでした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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