サウンドエフェクトはSound Effectと書き、SEと略されることもあります。
音の効果、つまり効果音のことを意味するのです。
サウンドエフェクトはどのようなものをいうのか、動画でサウンドエフェクトをプラスするメリットや方法などをご紹介します。
さまざまなサウンドエフェクト
サウンドエフェクトは効果音のことです。
効果音という言葉は知っていても、どのような音が効果音なのか詳しくは知らない方も多いのではないでしょうか。
テレビドラマや映画などの映像作品をはじめ、クイズ番組や情報番組などさまざまな場面で使われています。
ドラマなどで人が歩く音や喧嘩するシーンの殴り合う音、テレビCMでポテトチップスを食べた時のサクッという音やビールが注がれるトクトクという音も効果音です。
クイズ番組で次のクイズが出題される前に流れる短い音やコンテスト番組などでよく使われるドラムロール、トーク番組やお笑い番組などで放送禁止用語や公にするとマズいことなどにかぶせるピーという音も効果音の一つです。
CMやドラマから聞こえてくる波の音や鳥のさえずり、何かを食べる音などは、その場で撮影して収録されていると思われるかもしれません。
ですが、動画の編集時にサウンドエフェクトとしてプラスされているケースが多いです。
サウンドエフェクトを付けるメリット
動画にサウンドエフェクトを付けると、その動画のシーンがより引き立ったり、自然に感じられたり、どんなシーンなのかイメージがつきやすくなります。
娯楽番組などで頻繁に入る、特別な意味のない効果音も場を盛り上げることやメリハリをつけるのに役立ちます。
サウンドエフェクトが入らない動画は淡々と流れてしまいがちですが、サウンドエフェクトが入ることで見やすくなったり、臨場感が高まったり、視聴者の注意や集中を惹きつけられるのもメリットです。
海で撮影しても、波の音が映像に合わせてきれいに入るとは限りません。
ドラマのシーンの会話などに合わせて、サウンドエフェクトとして波音を入れたほうが、流れが良く、全体が美しく仕上がります。
CMなどでおいしそうに食べる音なども、普通に食べたらなかなか出せません。
そこで、後からサウンドエフェクトでかじる音、グラスに注ぐ音などをプラスしています。
サウンドエフェクトの作り方
では、サウンドエフェクトはどのように作られているのでしょうか。
作り方もいろいろあり、アナログな方法から最新の方法まであります。
たとえば、鳥の鳴き声や駅のホームの音、街の雑踏などの音は、実際に対象となる音を外で収録して、それをうまく映像に合わせて入れ込むものです。
道具を使って、似た音を出すことや映像からイメージされやすい音を作り出す方法もあります。
たとえば、学芸会などでも利用されてきた、大きなザルに小豆などの乾燥豆を入れて、動かすと波の音に聞こえます。
お菓子をサクサク食べる快音も、気持ちいい音が出るまでタレントさんに何度も食べてもらうわけではありません。
卵の殻を握りつぶす音が近い音としてよく使われています。
素人の動画制作者でも、道具などを使う方法は作りやすいです。
また、今の時代はインターネット上でフリー素材の音源を見つけ出し、音を重ねてオリジナルの音を作ることも可能です。
シンセサイザーやDAWソフトを使えば、ゲームのクリア音やキャラクターの移動音、警告音などをオリジナルで作成できます。
まとめ
サウンドエフェクトは効果音のことで、動画に合わせて入れることで、動画にメリハリがつき、シーンをよりイメージしやすくなります。
動画への集中力を高めるなどの効果も期待できるので、サウンドエフェクトは重要な要素です。
以上、サウンドエフェクトで動画の印象が大きく変わるについてでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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