動画制作をする際に、しっかりクレジット表記ができていますか。
クレジットと言われるとクレジットカードや信用などをイメージし、一体なんのことと思われる方もいるかもしれません。
この記事では、動画制作をするなら理解しておきたいクレジット表記についてご紹介します。
クレジット表記とは
クレジットにはクレジットカードや借金、信頼といった意味だけでなく、映画やテレビ番組などで最初や最後に流れる制作スタッフやキャストのリストや、画像や記事などの著作者や提供者という意味もあります。
そのため、クレジット表記とは、動画に携わったスタッフやキャストのリストを表示することや、動画内で使った画像などの著作権などを示すことです。
スタッフやキャストをすべて明記
多くの人の協力を得ることや共同で制作した動画なのに、自分だけが作ったように配信してしまっては、協力してくれた人たちに失礼です。
せっかく協力したのにと後からトラブルになることやもう助けてくれないかもしれません。
制作に携わった人や出演者に加え、ロケに協力してくれたお店や施設名、ロケ地の提供に協力してくれた自治体や観光協会などの名称、衣装を提供してくれたお店なども漏れなく書きましょう。
制作に携わった人には企画者やカメラマン、音声スタッフや編集スタッフ、アニメーションやCG制作スタッフ、出演者のヘアメイクなどを担当した方など、あらゆるメンバーが含まれます。
出演者について、ロケ地で地元の方にエキストラとして大勢出演してもらったような場合は、「〇〇市の地域の皆さん」といった書き方も認められます。
漏れがないようにし、どの順番に並べるかを考え、氏名や名称の間違えがないように気を付けなくてはなりません。
自分の著作権を守ろう
自作した動画や動画内に自分が作った作品などを入れる場合には、自分の著作権を守るためにクレジット表記をすることも必要です。
盗作されたり、どこかで動画を勝手に使われたり、切り貼りされたりしないよう、コピーライトの表示をしましょう。
「© 制作年 制作社名」で基本的なクレジット表記ができます。
動画内で使用する画像には、画像そのものにあらかじめクレジット表記を埋めこんで表示するとスムーズです。
他人の著作権を侵害しない
自分の著作権を守るだけでなく、他人の著作権を侵害しないことも大切です。
他人の著作物を動画内で使いたいといった場合、基本的には許可を得なくてはなりません。
もしくは、コピーライト表示をすることで掲載が認められるものもあります。
今はさまざまなサイトでフリー素材が提供されているので、動画で用いるモーショングラフィックスの素材や動画で使うキャラクターのイラストなどを借りることやおもしろい画像を入れ込むこともあるかもしれません。
ですが、フリー素材だから問題ないとは言い切れません。
フリー素材を提供するサイトの中には、無料で利用はできるけれど、クレジット表記はするようにとルールを設けているところもあるので、確認が必要です。
まとめ
クレジット表記とは、動画に出演したキャストや制作に携わった人のリストを表示することです。
また、画像や記事、イラストなどの著作権を表示することもクレジット表記と呼ばれます。
クレジット表記をしっかり行わないと、他人の権利を侵害することや自分の著作権を守れないなどのトラブルが生じるので、ルールを確認してしっかり行うことが大切です。
以上、動画制作におけるクレジット表記の必要性と方法についてでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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