ミュージックビデオの特徴やスタイル

アーティストが新曲を発表する際などに制作され、リリースされるのがミュージックビデオです。

どんな楽曲なのか、映像と音源でわかりやすく表現されており、推しのアーティストのミュージックビデオを観ることを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ミュージックビデオの特徴やスタイルについてご紹介していきます。

ミュージックビデオとは

ミュージックビデオは、アーティストが新曲を発表する際などに制作されてリリースされるものです。

アーティストの作品発表の機会として、どんな楽曲なのか、映像と音源で、楽曲の世界観などが表現されます。

ファンをはじめ、多くの人に興味を持ってもらい、CDの購入や配信のダウンロード、お店などでBGMとして使ってもらう、テレビCMなどに採用してもらうなど、プロモーションの役割も果たす動画です。

ミュージックビデオは楽曲をフルで収録しているものが多いですが、映像の構成は大きく2つのスタイルに分けることができます。

1つはアーティスト重視の構成、もう1つは曲の世界観重視の構成です。

それぞれどのようなスタイルなのか見ていきましょう。

アーティスト重視

アーティスト重視のミュージックビデオは、終始、アーティストが登場し、歌ったり、踊ったり、演技をしている様子で構成されます。

アーティストそのものを見たいファンが多いアイドルグループや、歌だけでなく、ダンスパフォーマンスも重視しているグループなどのミュージックビデオで多く採用されているスタイルです。

もっとも、ロケ地が海外や屋外であったり、さまざまな場所でのシーンを切り貼りしたり、衣装がどんどん変わったりと、コンサートのステージや歌番組で歌唱する時にはできない演出が満載です。

アイドルグループの場合は、楽曲のイメージに合わせたストーリーをミュージックビデオの中でセリフは無音声で演じてる構成のものも少なくありません。

曲の世界観重視

曲の世界観重視のミュージックビデオは、作詞・作曲をアーティスト自身が手掛けているケースやアイドルとして売り出していないアーティスト、ダンスパフォーマーがいないバンドなどでよく採用されるスタイルです。

楽曲の世界観のイメージをドラマ仕立てにして、人気の女優さんやネクストブレイクが期待されている女優さんなどに演じてもらうといった構成になっています。

ストーリーのところどころに、バンドが演奏する様子やボーカルの歌唱する姿などが散りばめられます。

こうしたドラマのストーリーや出演した女優さんなどとは、楽曲リリース後は特に関連しないケースがほとんどです。

コンサートや歌番組に女優さんがやってくることもほぼないですし、楽曲の歌詞そのものとドラマがリンクしているとも限りません。

あくまでも楽曲の世界観を伝えることやコンサートや歌番組ではできない演出をミュージックビデオで表現するスタイルです。

楽曲だけでなく、ミュージックビデオのドラマに注目が集まることもあります。

また、ミュージックビデオの出演をキッカケに、注目を集め、さまざまなCMやドラマ、映画などの作品に出演が決まって躍進する女優さんも少なくありません。

その意味では、ネクストブレイク女優の発掘の場になっている場合や登竜門としての役割も果たしています。

まとめ

ミュージックビデオは、アーティストが新曲発表などに合わせて、映像と音で楽曲を紹介するために制作されるものです。

新曲のイメージを伝え、新曲を多くの人に知ってもらう機会であるとともに、プロモーションの役割も兼ねています。

ミュージックビデオのスタイルは大きく分けると、アーティスト重視のものと曲の世界観重視でストーリーが展開されるものなどがあります。

以上、ミュージックビデオの特徴やスタイルについてでした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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