商品やサービスの紹介や企業説明、求人募集やイベント開催、観光地のアピールや町おこしなど、さまざまな目的でプロモーションビデオを作成する方が増えています。
かつては、チラシやパンフレットの作成やホームページへの掲載、テレビCMの制作などを依頼していたのが、気軽に動画を制作して簡単に公開できる時代になりました。
だからこそ、人の目に留まり、心に刺さるプロモーションビデオを制作しないと見てもらえない場合や期待するアクションにつながらないことになります。
この記事では、プロモーションビデオを作るためのポイントをご紹介していきます。
目的の明確化
プロモーションビデオを制作するには、目的をハッキリさせましょう。
たとえば、会社のプロモーションビデオを制作する際に事業内容の紹介から商品、サービスの宣伝、求人案内などすべてを盛り込むと、何をしたいのかが不明確になりがちです。
会社の認知度アップなのか、法人客から取引の依頼がほしいのか、消費者に商品やサービスを買ってもらいたいのか、採用を促進したいのか、目的も一つに絞るなど明確化することがポイントとなります。
目的が複数あると、ストーリーが決まらない場合や全体がぼやけてしまい、目的達成につながりにくくなるためです。
ターゲットを絞り込む
ターゲットを絞り込むことで、プロモーションビデオの内容やイメージなどを決めやすくなります。
採用向けの場合も、新卒なのか、中途採用かターゲットの絞り込みが必要です。
商品やサービスのプロモーションの場合も、たとえば20代~40代の女性向けの商品であったとしても、プロモーションビデオでは30代の働く女性など、より絞り込むことや具体的にすることがポイントです。
ターゲットを絞り込むことで、心に刺さるプロモーションビデオが制作できます。
ストーリー性を持たせる
アピールしたいことをただ並べることや切り貼りするのではなく、全体がストーリー仕立てになっていると、初めて見る方もストーリーに引き込まれるなど、最後まで見てもらうことが可能です。
目的やターゲットに合わせてストーリーを考える方法をはじめ、イメージに合った音楽を選曲し、その音楽に合うストーリーを構成していくといった方法もあります。
メッセージは一つに絞る
ストーリー性を持たせると、いろいろなエピソードやセリフを盛り込みたくなりますが、一本筋を通し、一番言いたいメッセージは1つに絞ることがポイントです。
複数のメッセージが散りばめられると印象に残りません。
何を言いたいのか、何を伝えたいのか明確にしましょう。
たとえば、料理の素の商品紹介の場合、「おいしい」ことをアピールしたいのか、「誰でも作れる」ことをアピールしたいのか、「スピード調理ができる」ことをアピールしたいのか、いずれかに絞るのがおすすめです。
印象に残ること
プロモーションビデオを見た人が、目的達成につながるアクションを取るためには、印象に残ることが欠かせません。
「買いたい」、「使いたい」でなくても良く、「おもしろい」、「気になる」、「もっと知りたい」といった印象を残せれば、次のアクションにつながりやすくなります。
まとめ
プロモーションビデオを制作し、見てもらい、期待するアクションにつなげるためには、目的を明確にすることが大切です。
目的を一つに絞ったうえで、ターゲットをできる限り具体的に絞り込みましょう。
さらに、ストーリー性を持たせるとイメージが湧きやすく、好奇心を持って最後まで見てもらえます。
ストーリーの中にはいくつものバラバラなメッセージを入れ込むのではなく、一番伝えたいメッセージを1つ入れましょう。
すぐにアクションにつながらなくても、とにかく印象を残すことが大切です。
以上、プロモーションビデオを作るためのポイントについてでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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