ズームアップとは、簡単にいえば拡大表示のことです。
動画編集においてズームアップをする場合、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
ズ
ームアップの効果や注意点、方法などをご紹介していきます。
動画編集でズームアップする効果
ズームアップは、映像の一部などを拡大表示させることです。
大きくハッキリと見せたい場面や小さな被写体をわかりやすく見せたい場合などに利用できます。
ズームアップすることで、特定の場面を強調でき、動画の視聴者にインパクトを与えることや興味を惹くことが可能です。
なんとなく観ていた動画の中で、急にズームアップが入ると、「何だろう。」と反応して、集中して見てもらうことなどが期待できます。
ズームアップは動画にメリハリをつけ、インパクトを与えるという効果のほか、単純に映像を見やすくできる実用的な効果も持ち合わせます。
動画撮影の機会は、ロケのように環境を設定して撮影できる場面だけではありません。
遠くに上がっている花火大会の様子を撮影することやお子さんの運動会で離れた保護者席からカメラを回すこともあるでしょう。
しかも、お子さんが一番向こう端のレーンで走っている、組体操やダンス競技などで真ん中にいて映しにくいこともあります。
望遠レンズを使っての撮影やスマホで思い切りズームして撮影しても見えにくいといった時、動画編集でズームアップすることで、花火がより大きくハッキリ見えたり、お子様の顔の識別がついたりします。
映像が小さく見える、何があるのかハッキリしないといった時には、動画編集でズームアップをするのもおすすめです。
ズームアップする際の注意点
遠くからの撮影や見えにくい映像になっても、動画編集でズームアップすればいいと油断してはいけません。
ズームアップ機能は拡大表示させるには便利ですが、画質が悪くなり、かえってぼやけてしまうことがあります。
画質が劣化するケースは、元の映像の解像度以上にズームをかけてしまうことが大きな原因です。
そのため、画質を劣化させないようにズームアップを図るには、素材のズーム比を調整するなど、細かな設定を行うのがポイントです。
解像度の調整以外に、画質の劣化を防ぐ方法としては、画質の劣化を防ぐために、画面のサイズよりも大きな素材を用いることもポイントになります。
たとえば、フルHDのサイズで動画を制作したいなら、撮影は4Kで行った動画を用いるなどしましょう。
元の映像のサイズが小さいほど、劣化しやすく、きれいにズームアップすることができません。
面倒に思えても、より大きなサイズの映像を用意することで、高画質を維持したまま画面の拡大が可能となります。
動画編集でズームアップする方法
動画編集でスムーズにズームアップするには、動画編集アプリを活用しましょう。
スマホにあらかじめ搭載されているアプリもありますが、より使いやすいアプリをインストールするとより便利に、きれいに仕上がり、満足度も高くなります。
動画編集アプリはズームアップだけでなく、ズームインやズームアウト、正方形トリミングやトリム、分割、反転、複製、ぼかし、コラージュをはじめ、テキストなどの追加や音楽や音声の追加などができるものもあります。
ズームアップだけでは高品質な動画にはならないので、使いたい機能が揃ったアプリを選ぶのがおすすめです。
まとめ
動画編集でズームアップをすると、映像のシーンが拡大表示され、インパクトを与えたり、わかりにくい映像がハッキリ大きく見えたりします。
ただし、ズームアップしすぎると画像がボケることやかえって見にくくなることもあるので注意しなくてはなりません。
解像度の設定や高画質を維持したままズームアップする工夫ができるとなおベターです。
以上、動画編集でズームアップする効果や方法についてでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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