動画編集で知っておくと役立つ用語集

動画制作をする場合、ほかの方と一緒に制作したり、編集を頼んだり、頼まれたりすることも出てくるかもしれません。

そんな時、動画制作の現場で使われている業界用語や専門用語を知っておくと、話がスムーズになり、トラブルの防止にもなります。

動画編集に関する用語もたくさんありますが、その中からよく使われる基本的な用語をピックアップしてみました。

以下で内容をご確認ください。

アスペクト比

画像や画面の横と縦の比率のことです。

パソコンの画面やテレビ画面、ディスプレイなどは横長で、16対9が主流となっています。

今は、動画をスマホで観る方が多く、わざわざ画面を回転させなくても縦持ちで観やすくなるよう、9対16の縦動画に仕上げることも増えてきました。

解像度

画像や映像のきめ細かさを表す数値です。

解像度を高めるほど、滑らかで高画質な動画になりますが、その分データ量が重くなってしまうので、用途や配信先に応じたバランスが求められます。

動画でよく使われているのは、フルHDと呼ばれる「1920×1080」です。

ちなみに、より高画質の4Kは「3840×2160」となります。

絵コンテ

動画を撮影する前に企画を立て、どのような内容にするかを1カットずつイラストなどで描き出すものです。

これが撮影の土台、台本のようになり、動画の完成イメージが具体化するので、アナログに思えますが絵コンテの作成は欠かせません。

二分割構図

二分割構図は、画面を均等に二分割する構図のことです。

街並みや自然を撮影する際には、二分割構図を意識するとバランスが良くなります。

三分割構図

三分割構図は、被写体を画面の縦と横を均等に三分割した線の交点に配置する構図です。

人物や静物などを撮影するなど、バランスが取りやすい基本的な構図です。

ホワイトバランス

外の太陽光や室内の照明など、さまざまな光の影響で画像が白んだり、赤くなったり、青く写ることがあります。

それを調整するのがカメラに備わるホワイトバランスという機能です。

フレームイン・フレームアウト

フレームインは画面上に突然、これまで映っていなかった被写体が入ってくる演出のことで、フレームアウトは画面から外へ出ていく演出のことです。

カット

動画編集で、不要な部分を切り取ったり、削除したりする工程です。

インサートカット

シーンとシーンの継ぎ目が不自然にならないように、別の映像や静止画、音声などを差し込むことです。

違和感なくつなぐ技術やセンスが求められます。

エフェクト

撮影時にフィルターをかけることや動画編集時に加工処理を施し、さまざまな効果を付け加えることです。

トランジション

場面が移り変わる際に、エフェクト効果を加えることで、シーンとシーンの継ぎ目を自然な流れにすることやインパクトを与えるような演出を加えることです。

たとえば、ワイプやスライド、フェードインといった技法があります。

カラーグレーディング

動画のテーマや演出したい雰囲気に合わせ、撮影した動画の色合いを調整する作業です。

BGM・SE

BGMは、動画のバッグで流される音楽のことです。

SEはSound Effectのことで、シーンの演出の一環として入れられる効果音を指します。

MA

Multi Audioの略で、完成した動画の音の調整を行う作業になります。

BGMや効果音を入れることをはじめ、ナレーションを挿入したり、不要な環境音を消去したり、ボリュームを調整する作業です。

まとめ

動画編集においては、さまざまな専門用語や業界用語が使われているので、よく使われる基本的な用語から覚えておくと、スムーズな作業に役立ちます。

他者と一緒に作業をする時、動画編集を依頼する時や依頼される時にも覚えておくと便利です。

以上、動画編集で知っておくと役立つ用語集についてでした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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