枠をどうするかも、動画編集のポイントです。
動画をそのままアップするのではなく、枠に手を加えることで、より魅力的な動画に仕上がります。
この記事では、枠の使い方や素材の当てはめ方などをご紹介します。
動画の枠とは
そもそも、動画の枠とは何のことでしょうか。
枠はフレームとも呼ばれ、動画が映る場所などを囲む縁取りのことを意味します。
動画編集においては、画面全体を囲う飾り枠やテロップの周りを囲う飾り枠、テロップを目立たせるためのテロップフレームを装飾するのが定番です。
枠を用いるメリット
動画編集で、わざわざ枠を付けるメリットはどんな点でしょうか。
まず、1つ目は動画のシーンと映し出されている映像の外側の境界線が明確にでき、メリハリがつくことです。
枠を付けることで、動画がくっきり見えるなど視覚的な効果が期待できます。
2つ目のメリットは、枠をおしゃれに装飾するなどすることで、動画がより美しく見えたり、かっこよく見えたり、おしゃれに見えたりすることです。
3つ目のメリットは、動画の作成者がプロっぽく見られることです。
枠がおしゃれに装飾されていると、素人から見れば技術がある人だなと思えますし、動画作成にこだわりがある、力を入れていると見てもらえます。
4つ目のメリットとしては、横長動画を縦長にするなど、アスペクト比を変更して余白ができてしまった場合などに、見た目を整えることにも利用できます。
5つ目のメリットは、テロップの後ろに入れる枠として、テロップフレームを付けることで、テロップを目立たせるのに役立つことです。
枠の付け方
枠を付ける際、ただメリハリを付けたいだけなら、枠の色を変えることや枠を少し太くするだけでも実現できます。
逆に画面上で境界がくっきりするのが嫌な場合や少し雰囲気を出したいなら、枠をぼやかす方法もあります。
おしゃれな雰囲気に仕上げたいなら、背景画像をオリジナルで作成することや無料素材などを用いて縁取るのがおすすめです。
枠素材選びで気を付けたいこと
枠を付ける場合は、面倒に思えても1カットごとに分けて適用するのが基本です。
動画はさまざまなシーンが流れるので、シーンに合わせた素材を当てはめると、視聴者も心地良く見ることができます。
たとえば、春ならピンク、夏ならオレンジや海の青、秋なら紅葉の色など、色のイメージがあります。
動画で流れる喜怒哀楽のシーンや季節、被写体などに合わせて素材を選びましょう。
たとえば、猫の動画なら肉球マークの素材、犬の動画ならお肉の骨の素材、小さな子どもの動画なら風船が飛んでいる素材など、動画の被写体や内容とリンクするような素材がおすすめです。
テロップフレームも油断してはいけません。
テロップフレームも動画の内容や表示するテロップの内容に合わせて選びましょう。
たとえば、受験対策用の講義の動画の場合、テロップで重要なポイントなどを表示することは重要です。
ですが、テロップフレームの存在感がなさすぎて、見にくい場合や逆にキラキラし過ぎて見にくいのでは意味がありません。
テロップフレームも、基本的にはシーンに合わせた素材を使うのがおすすめですが、講義やセミナー動画などの場合、テロップ内容の重要度などに合わせていくつか決められた枠を用意しておき、あらかじめ決めたルールにもとづいて適用していくようにしましょう。
バラバラに変わっていくと、受講者が混乱し、重要性のメリハリがつきにくくなるためです。
まとめ
動画編集で付ける枠には、雰囲気づくりをする飾り枠やテロップを目立たせるテロップフレームなどがあります。
メリハリをつけたり、動画を見やすくする効果や雰囲気を良くしたり、こだわりを見せる効果も期待できます。
素材を用いる際には、動画の流れや雰囲気に合ったものを選ぶようにしましょう。
以上、動画編集で枠に素材を当てはめるノウハウについてでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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