NDフィルターを使って撮影してみたいけれども、どう計算したらいいのかよくわからない方も多いのではないでしょうか。
特にまだカメラの使い方に慣れていないと、プロ並みのおしゃれな写真に挑戦してみたいと思いながらもコツが掴めないかもしれません。
こちらの記事では、NDフィルターを使った計算の仕方やNDフィルターを利用するメリットについても解説していきます。
Contents
NDフィルターとは?
シャッターを通常よりも遅くしたい時に使うフィルターを、NDフィルターと言います。
そして、光の量も減らすことができます。
通常よりも遅くシャッターを切ることができると、幻想的でおしゃれな写真が撮れるため便利な機能です。
シャッタースピードを操作してもある程度遅くはできますが、NDフィルターと違い変にボケてしまい思ったような写真になり、失敗で終わってしまう可能性が高いです。
変に絞りシャッターでどうにかしようとせずに、NDフィルターを使うと良いでしょう。
NDフィルターの計算方法とは?
NDフィルターの計算方法は、装着前のシャッタースピードにNDフィルターの番号をかけてあげると答えが出てきます。
実はNDフィルターにはいくつもの番号があり、好きなものを選んで装着できます。
ND2やND8などさまざまな番号があり、番号が増える程シャッタースピードが遅くなる計算です。
自分がどのくらいの遅さにしたいのかで、コントロールすると良いでしょう。
自動で計算してくれる方法もある
自分ではNDフィルターの計算ができない場合、絞り優先にしておき自動で計算してもらった状態で撮影も可能です。
ただ、シャッタースピードが30秒以内であれば利用できますが、もし超える場合は自分で計算してベストな遅さを出したほうが良いでしょう。
シャッタースピードが30秒以内の場合であまり計算するのがよくわからないという時は、絞り優先の状態にしておきましょう。
NDフィルターは重ね付けもできる
決まったNDフィルターをそのまま使用できるだけでなく、重ねることも可能です。
元々のNDフィルターだけでは足りないと思ったらどの程度ほしいのか計算し、重ねるだけでもOKです。
NDフィルターは用途で楽しもう
初心者の方がNDフィルターを使いたいと思ったら、まずはどの程度のものを準備しておけば困らないのか悩んでしまうかもしれません。
もし滝の流れなどを撮影したいと思っているのであれば、ND8あたりがおすすめです。
もっと遅くしたい時には、ND16あたりも良いでしょう。
まずは数字の低いND2を使ってみようと思うかもしれませんが、思ったよりも光を減らせず幻想的な白糸のように写らないかもしれません。
慣れてきてどの程度でどんな写りになるのかコツを掴んできたら、濃い目のフィルターで楽しんでみるのも良いでしょう。
中にはND400やND500など、濃いフィルターも存在します。
初心者の頃はいまいち使い慣れないかもしれませんが、慣れてくるとアイデアが出てきて楽しめるようになるでしょう。
NDフィルターのメリット
NDフィルターを使えば、日中の屋外にいても幻想的な写真を撮影できます。
特に日中は太陽光が出ているため、そのまま撮影してしまうと白飛びしやすくなります。
もっとハッキリと撮影し、背景はぼかしたいと思っても思うようにいきません。
しかし、NDフィルターを利用すれば、白飛びをさせずに撮影ができます。
もっとゆっくり撮影したい時も、NDフィルターがあればスローシャッターを活かした写真ができます。
この場合も白飛びせず、見事な撮影が可能です。
まとめ
NDフィルターを使えば、幻想的な写真を日中でも撮影できます。
計算方法を覚えて、その状況に合わせて使い分けができると良いでしょう。
NDフィルターを初めて使用する場合はND8やND16あたりから使うようにして、慣れてきたらそれ以上のフィルターにもチャレンジしてみると良いでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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