近年は、iPadの性能が向上して、ノートパソコン並みにハイスペックなモデルも登場するようになりました。
一方、パソコンも進化しており、ノートパソコンとタブレットの2つの性能を組み合わせたモデルが人気となっています。
プロの動画クリエイターたちの間では、高スペックのデスクトップパソコンを選ぶ人も少なくありません。
動画編集をする際に、パソコンとiPadのどちらを選んだら良いかで悩む人もいることでしょう。
そこで、本記事では、パソコンとiPadのそれぞれのメリット・デメリットをご紹介していきます。
Contents
動画編集をパソコンで行うメリット・デメリット
パソコンのメリットやデメリットは、以下の通りです。
・パソコンのメリット
パソコンのメリットは、iPadよりも大きな画面で作業ができることです。
パソコン用のモニターは、サイズバリエーションが豊富なので、自分の使いやすいサイズを選びやすいことでしょう。
ノートパソコンに接続端子が付いていれば、外部モニターを接続することも可能です。
さらに、パソコンはカラーマネジメントモニターの接続にも対応しています。
プロのクリエイターを目指すのであれば、色調を正確に表現できるカラーマネジメントモニターが必須となりますので、パソコンを選んでおいたほうが良いでしょう。
そのほかにも、接続端子が多い、動作が安定しやすい、ストレージの容量が大きいといったメリットもあります。
・パソコンのデメリット
パソコンのデメリットは、値段が高額になりやすいことです。
プロ向けのハイスペックモデルは、数十万円以上の価格となる場合があります。
購入時には、CPU、GPU、ストレージなどの専門知識も問われますので、パソコン初心者はハードルが高いと感じてしまうかもしれません。
動画編集をiPadで行うメリット・デメリット
iPadのメリットやデメリットは以下の通りです。
・iPadのメリット
iPadのメリットは、軽量で持ち運びがしやすいことです。
自宅やオフィス以外で動画編集を行う機会が多い場合には、iPadのほうが便利だと感じることでしょう。
操作がシンプルでわかりやすいこともiPadのメリットです。
画面をタッチするだけで操作ができるので、直感的に動画編集を行うことができるでしょう。
iPadのデメリット
デメリットは、iPad単体以外で使用する場合には荷物が増えてしまうことです。
iPadで動画編集をサクサクと進めるためには、 外付けのキーボード、マウス、SSDなどのアイテムが必要です。
これらのアイテムを揃えたら、ノートパソコンと変わらないくらいの重さになってしまいます。
もしかしたら、 キーボードやSSDなどが内蔵されているノートパソコンのほうが荷物を少なくできるかもしれません。
作業画面が小さいこともiPadのデメリットです。
iPadの一番大きなモデルでも、画面サイズは12.9インチしかありません。
動画編集では画面上にたくさんの素材を並べたり、プレビュー画面を見たりしながら作業を進めていくため、 iPadの小さな画面だとストレスを感じてしまうかもしれません。
まとめ
iPadとパソコンのどちらもメリットとデメリットがあります。
凝った編集をしないのであれば、 iPadでも不便は感じないでしょう。
簡単な編集であれば、スマートフォンだけでも動画編集が可能です。
アニメーションやエフェクトをたくさん付けたり、4Kや8Kなどの動画を取り扱ったりする場合は、ノートパソコンやデスクトップパソコンのほうが安定感があります。
動画編集のプロを目指すのであれば、プロ用の編集ソフトやカラーマネジメントモニターに対応できるように、パソコンを選んでおいたほうが良いでしょう。
どの程度の動画編集をするのか、どのくらいの予算が準備できるのかをよく考えたうえで、自分にとって最適なほうを選んでみてください。
以上、動画編集はiPadとパソコンのどっちが便利?についてでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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