一眼レフで動画撮影をする前にしておきたい設定について

一眼レフでの動画撮影をして、素敵な瞬間を最高な形で残したいと考える方も多いのではないでしょうか。

満足のいく形で残すためにも、どんな設定を活用すれば良いのか知っておくと良いでしょう。

こちらの記事では、一眼レフでの動画撮影にまだ慣れていない初心者でも、満足のいく撮影ができるように活用すると良い設定についてご紹介していきます。

見やすくプロが撮影したような動画を撮りたいと思ったら、シャッタースピードの設定を確認しましょう。

写真の撮影の時に関係してきそうですが、動画でもどの設定になっているかで見やすさが変わってきます。

自然な動きに撮影したい場合は、1秒をフレームレートの2倍で割って出た数値にしましょう。

変にシャッタースピードが遅くなってしまうと、動画にした時に映像がブレているような違和感を抱いてしまうかもしれません。

どうしても滑らかに見えず、失敗したと感じてしまうでしょう。

同様にシャッタースピードが速い場合も、滑らかではなくカクカクとした動きになってしまいます。

素敵な動画を撮影したいと思ったらシャッタースピードは重要です。

設定の中にISO感度もあるのですが、動画撮影では重要です。

撮影する条件によっては、理想的な明るさよりも暗い場所もあります。

そのまま撮影してしまうと、その暗さが映ってしまい、動画の内容がわからなくなることがあります。

暗い部屋などで撮影をする時には、ISO感度を事前に上げておきましょう。

ただ、ISO感度を上げればそれだけきれいで明るく映るとも限らず、ノイズも増えてしまいます。

明るくしたいとISO感度を上げていき、変なノイズが増えるようであれば、低くして別で照明を照らしてあげるほうがきれいです。

一眼レフで上手に動画撮影を行いたいのであればF値も重要です。

F値とは、光の量を数値で表したものになります。

ピントをどう合わせたいかにもよりますが、全体的にしっかりと撮影した時にはF値を大きくしておきましょう。

全体的に背景などがボケることなく、すべてがくっきりと映りやすいです。

逆にメインのものをハッキリと映しながら背景は少しぼんやりとさせたいという時には、F値を小さくすると良いでしょう。

フレームレートは、多いほど映像にした時に滑らかになります。

よくテレビでも滑らかさをウリにしているものが増えていますが、これは静止画の量が多いからです。

たとえば、4Kのテレビではフレームレートは60fpsとなります。

プロが撮影したような滑らかで美しい動画撮影をしたいと思ったら、フレームレートを増やしてこだわってみると良いでしょう。

ただ、ファイルとしては枚数も多くなってしまう分、動画のサイズが大きくなってしまう心配もあります。

ある程度の美しさでも満足であれば、今の普通のテレビと同じ30fpsでも十分きれいに撮影できます。

映像は色味でも、映し出されたものの雰囲気が変わります。

どこで撮影するかにもよりますが、外の自然の光、家の中の蛍光灯の下などでもホワイトバランスが変わってきます。

映る条件によってはもともとホワイトのものが少しセピアがかってしまったり、逆にブルーが入ってしまったりするので調節が必要です。

しっかりと目で見たままの色を動画に映し出すためには、ホワイトバランスを整えるようにしましょう。

一眼レフを使ってプロ並みにきれいな動画を撮影したいと思ったら、開始する前に設定をチェックしましょう。

特に滑らかで美しい映像にしたいのであれば、フレームレートを調節すると良いでしょう。

よりfpsの値が大きくなってしまうほどファイルサイズも増えてしまいますが、4Kや3D映画で使用されているような美しい動画撮影も可能です。

以上、一眼レフで動画撮影をする前にしておきたい設定についてでした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

■nifu creationへの映像制作に関するお問い合わせやお仕事のご依頼は、Websiteまでお願いいたします。