ロケ撮影のポイントや注意点

Silhouette of a videographer shooting from a tripod on a DSLR camera against a beautiful lighting background with smoke. The videographer is at work. Movie production. Creating video content. Setup.

ロケ撮影と言われてどんな撮影をイメージしますか。

「ロケに行く。」といった言葉がありますが、どこかに出かけて撮影するイメージでしょうか。

この記事では、ロケ撮影の特徴やポイント、注意点などをご紹介していきます。

ロケ撮影はロケーション撮影の略称です。

スタジオや撮影所、テレビ局など、撮影のためにあらかじめ用意された撮影場所ではなく、別の場所に行って撮影を行うことです。

海や山、公園、神社仏閣やオフィスビル、遊園地やテニスコート、体育館など、なんでもロケ地になります。

写真スタジオではないので、その場で、どの場所でどんな構図で撮影をするかなどを決めなくてはなりません。

そのため、大掛かりな撮影では、ロケハンといって、ロケ撮影をする場所を探しに歩くことや実際に撮影する時のことを想定して、どこでどう撮るかなどを事前にリサーチしにいきます。

ロケ撮影は、撮影のためのスタジオとは違い、撮影とはまったく関係ない団体や個人が管理する場所に出かけていき、場合によっては、その場にいる人の動きなどを止めて撮影が行われます。

そのため、ロケ撮影をするにあたっては、事前に許可を得ておくことが必要です。

観光地やレジャースポットで、気軽に記念撮影をすることやSNSにアップする写真を撮ることがあるでしょう。

この場合は撮影禁止の場所でない限り、特別な許可などはもらわなくても自由に撮影できます。

ですが、他人の迷惑にならないなどマナーやルールを守るのが前提条件です。

ロケ撮影の場合、周囲に歩いている人の動きを一時的に静止することや場所を独占して時間をかけて撮影することもあるので、事前の許可を得ることと、撮影のための準備は欠かせません。

道路上で撮影をしたい時には、警察の許可も必要になりますので気を付けましょう。

許可を得たからといって、許可者や警察などが交通整理や人の静止などをしてくれるわけではありません。

「今日は貸し切りです。」、「撮影のため一時閉鎖します。」といった案内くらいは出してくれても、撮影場所を整えるのは撮影者側の役割になるので、しっかりと対策し、準備をして臨みましょう。

最近は誰もがカメラマンのような感覚で、スマホ一つあれば、なんでもきれいに撮影できるという感覚の方も多いです。

より本格的なロケ撮影をしたい場合には、機材の揃ったスタジオと同等の環境になるよう、カメラやレンズをいくつも持っていくことやレフ版などの撮影道具も持っていく必要があります。

スタジオと違って、ない道具をすぐに集められる環境にはありません。

ある程度、限られた機材のもとで、いかに美しく撮れるかもポイントになります。

被写体が人物の場合、モデルさんの手配も必要です。

結婚披露宴向けの動画撮影などの場合には、撮影対象者の衣装の用意や着替えの場所はどうするか、ヘアメイクを依頼するなども必要になります。

撮影が進んでいくと、より素敵な写真を撮りたくなり、許可された以外の場所まで入り込んで撮影をすることや触れてはいけないものなどに触れて写真を撮るなどのルール違反が起こりがちです。

テンションが乗ってきても、あらかじめ約束した範囲でロケ撮影をするようにしましょう。

ロケ撮影は、写真スタジオや撮影所、テレビ局などの撮影するための場所を離れ、屋外や屋内などで撮影することです。

施設などの運営者や自治体や警察などに、事前にロケ撮影の許可を得たうえで、ルールやマナーを守って撮影することが必要です。

スタジオのようになんでも揃っているわけではないので、あらかじめ準備をして持っていく、手配するなども欠かせません。

ロケハンを行い、撮影する場所や構図などを検討しておくとスムーズです。

以上、ロケ撮影のポイントや注意点についてでした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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