映像制作の仕事をしたいといっても、さまざまなジャンルがあり、どの世界に入るのか選択を迫られることもあります。
一方、映像制作を依頼したい場合、どのジャンルの映像かによって、得意とする制作会社が異なり、依頼先も違ってくるので注意が必要です。
どんな映像制作のジャンルがあるのか、主なジャンルを見ていきましょう。
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主なジャンル
映像制作のジャンルは幅広いですが、主なジャンルには以下のようなものがあります。
・広告動画
商品やサービスなどのテレビCMや商品紹介のプロモーションビデオ、イベント告知など、広告向けの動画を制作するジャンルです。
・ドラマ
テレビドラマや配信ドラマなどの制作を行うジャンルです。
・映画
映画館の大きなスクリーンで映し出す、映画を制作するジャンルになります。
・ドキュメンタリー動画
ドラマや映画はフィクションであることも多く、実話が題材にされていても、すでにストーリーや台本が用意されています。
これに対して、ドキュメンタリー動画は、カメラに映し出されるままに、脚色なく撮影されたものです。
特定の人や特定の仕事場などを追うことや何かの記録などを残すなどが対象になります。
・動物動画
ペットをはじめ、動物園の動物のユニークなシーンを撮影したり、自然界に生きる動物をひたすら追ったりする動画です。
・自然動画
山や海などの自然を対象にした動画です。
美しい映像をはじめ、自然の恐ろしさを撮影することもあります。
・ニュース動画
政治や事件、事故、ハプニングなどの映像をリアルタイムで収めるためや記録に残すために撮影される動画です。
・アニメーション動画
人や物などの映像を撮影するのではなく、アニメのキャラクターを作ることや背景などを描きながら、制作していく動画のジャンルです。
・PR動画
近年、需要が高まっているジャンルです。
町おこしや村おこし、店舗やイベントなどの集客、国や自治体の新たな制度の告知や啓蒙など、さまざまな目的のアピールが可能です。
企業やブランドの認知度アップや採用活動などに用いられることも増えてきました。
目的や求められることが異なる
映像のジャンルによって目的や求められることが異なります。
広告動画では、商品やサービスの購買につながるようなイメージ戦略が求められるのに対し、ドキュメンタリー動画やニュース映像はありのままを伝えることが求められます。
ドラマや映画は演出が必要になりますが、動物動画や自然動画などはそのままのナチュラルさが大切です。
映像制作とひと口にいっても、ジャンルによって撮影の目的や求められることが異なり、演出もまったく違ってくるので注意が必要です。
そのため、オールマイティにあらゆるジャンルの映像の撮影や制作が得意なケースはあまりなく、それぞれ専門の部署やチームがいることやジャンルごとに経験豊富なスタッフが対応することになります。
ジャンルに応じた撮影テクニック
ジャンルによっては、アニメ動画のように専門的な知識や技術がないと制作ができない場合もありますが、目的や特徴を理解することで、さまざまなジャンルに対応することも可能です。
撮影の目的が広告動画なのか、ドラマなのか、それともドキュメンタリーなのか、自然や動物のありのままの姿を撮りたいのか、目的を明確にすることで、満足度の高い映像制作が可能になります。
まとめ
映像制作には幅広いジャンルがあり、ジャンルごとに目的や撮影の仕方、演出の有無に違いが出ます。
演出が必要なジャンルもあれば、ありのままの姿や事実を記録することが大切なジャンルも少なくありません。
それぞれのジャンルは専門的なスキルが要求される場合や経験が重要な場合もありますが、目的を明確にすることで、柔軟に対応できることもあります。
以上、多彩な映像制作のジャンルについてでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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